線路の向こう側

鉄道や趣味に関することを週1更新でお届けします。

TOMIXから発売される寝台特急あけぼののさよならセットの考察

散々迷った挙句、予約に踏み切りました。
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税込定価41256円ということで、安い買い物ではないのですが、現時点で予約すれば30000円以下で購入できますし、結構今回は売れるんじゃないかと思います。


購入理由1 幅広い種類の機関車の牽引が可能
定期列車のあけぼのは実は平成10年(1998年)から基本的な編成は変わっていません。
その間に様々な機関車の牽引実績があります。
・EF81(青森車、田端車北斗星カシオペア、レインボー色含む)
EF64-1000(長岡車、高崎車茶色1001含む)
EF64-0(長岡車青、茶色含む)
・DE10重連北上線迂回時)


購入理由2 最大13両編成のあけぼのを再現するにはTOMIX製好都合
あけぼのは多客時に11〜13両編成になることがありました。
オハネ24or25×1〜3とオハネフ24or25×1を用意すればいいでしょう。
これがなかなか面白くて、白帯銀帯金帯折り戸引き戸ごちゃまぜです。元あさかぜ車や北斗星用など適当に組めばそれっぽくなるという感じです。
限定品の本セットは9両中8両が金帯というあけぼのにしては金帯率の高い編成となっていますので好みで白帯や銀帯を混ぜてやるのもいいかもしれません。


購入理由3 EF641031
最終日の牽引機関車はEF641031でした。この機関車は双頭連結器装備で入出場回送、廃車回送など牽引実績が多数あります。それらの回送列車を再現するにもうってつけです。


以上の理由から予約に踏み切りました。
2014年1月には寝台券を確保して乗りに行っただけに、思い入れもあります。手元に置いて思い出とともに大切にしたいと思います。

TOMIXから発売されているEF65PF貨物更新車の考察


TOMIXの品番2171 「JR EF65-1000形電気機関車(JR貨物更新車)」について自身の備忘録を載せておきたいと思います。
製品は2007年に発売されて以降、2012年11月に至るまで再販されなかったモデルです。そして再版された時にはすでにモデルとなった3色更新機は存在せず、2014年になって現行の2色更新+赤プレ青プレに対応した品番9153「JR EF65-2000形電気機関車(JR貨物更新車)」を発売しています。


後者の2000については所有しておらず、今回は品番2171についてです。実車が消滅しましたので今後再版されることもないと思い、2013年の10月頃購入に至りました。現時点ではまだ手に入れることができると思いますが、徐々になくなると思われます。封入されているナンバーは「1067/1076/1096/1117」の4種類ですがそれすら公式サイトに案内がなく、やや不親切な印象を受けます。それぞれ経歴を調べたところ以下のようになりました。


EF65 1067
S52.2.4. 川崎重工富士電機 新鶴見(新製配置)
2010年秋より2色更新で運転開始
2012/5/30より2067に改番


EF65 1076
S53.10.4. 川崎重工+東洋電気 新鶴見(新製配置)
2008/8/27より2色更新で運転開始
2012/6より2076に改番


EF65 1096
S53.5.18. 川崎重工+東洋電機 東京(新製配置)
S62時点で新鶴見に配置
2011/1/9より2色更新で運転開始
2012/5/20より2096に改番
ステップは白
あさかぜ、富士、みずほなど牽引


EF65 1117
S53.9.20. 川崎重工富士電機 新鶴見(新製配置)
2010年秋より2色更新で運転開始
2012/6より2117に改番


以上 引用・参考
懐かしの日本国有鉄道国鉄時代の全形式集〜 http://www.jnr-photo.com/
「みや」のホームページ http://bosoview.sakura.ne.jp/index.html


この中で最も3色更新の期間が長く活躍したのはEF651096で、しかも国鉄時代には寝台特急の先頭にも立っていたという経歴。私の所有する1両は1096にしようと思います。
確かどこかに写真もあった気がしますが・・・どこだ?w

あけぼの号ついに廃止へ

流石にもう驚きはしないが、寝台特急あけぼの号が今年度いっぱいで廃止されるそうだ。合わせて、北海道新幹線開業時にはカシオペア北斗星、トワイライトも廃止だそうだ。


鉄道ファンとしては寂しい。しかし、これら4つの寝台特急は今までに廃止された九州ブルトレ富士・はやぶさはくつるゆうづるのような東北ブルトレとは違い、一定の利用者がいた列車である。特に北海道行の3夜行は豪華寝台特急として運行され、未だ人気もある列車だからこれまでの廃止理由の「利用者の減少により」とばかりは言えない。


結局は「車両の耐用年数が限界」ということだろう。他にも夜間の人件費の問題など採算の合わない理由はいくらかあるだろうが、それならば廃止のタイミングはもっと前にもあった。ブルートレインは車両の寿命と運命を共にすると言えるだろう。


さて、直近に廃止されるのはあけぼの号である。あけぼの号に乗るチャンスは実は2回あった。一つは2003年に東北を旅行した際に、乗車したかったのだが満席で乗車できなかった。しかしこのときは今は亡き165系ムーンライトえちごに乗車することができた。
そしてもう一つは2011.3.11の夜である。この日は弘前から上野まであけぼの号に乗車する予定だったのだが、ご存知の通り東日本大震災により運転取りやめとなった。3度目の正直にこの冬、何とか挑戦したいのだが、果たして切符は取れるだろうか?

EF65電気機関車撮影会 in 田端運転所(ツアー)に参加してきました!

田端運転所で行われる撮影会、年に数回有料で行われることがありますが、今回はEF65に的を絞った撮影会となりました。当日、E6系甲種輸送などがあり、ファン層はばらけたのではないかと思いますが、有料撮影会特有の和んだ空気感が印象的でした。


田端運転所の正門?です。今回はこちらではないほうから入ります。


機関車はこのように並んでいました。左から
EF65-501(さくら)、1105(はやぶさ)、1106(みずほ)、1107(富士)、1115(あさかぜ)です。
この順番は、当時の東京駅を発車するブルートレイン列車番号に従っています。
さくら(1レ)、はやぶさ(3レ)、みずほ(5レ)、富士(7レ)、あさかぜ1号(9レ)、あさかぜ3号(13レ)、瀬戸(15レ)です。東京機関区などで当時行われた撮影会でも同じ順序になっていることが多いのもこのためです。

なお、区名札には「東」、仕業番号には「3/4」が1105号機には刺さっていました。同様にEF65-501、1106にも区名札、仕業番号が入れられていましたから意識していたことがわかります。しかし、撮影には不向きでしたので何人の方が気付いたことか・・・。また、角度的に1107と1115では区名札の有無が確認できず。悔やまれます。


この日人気があったのは1115のあさかぜではないでしょうか。1115はスノープラウもなく、現役時代(まだ現役ですが)の姿にいちばん近かったように思います。ところでヘッドマークですが、あとで聞いた話ですがレプリカを使用したそうです。雰囲気は十分でしたし、機関車への距離があったので問題はないと思いますが、若干違和感というか・・・そういうのはありました。もっとも、私は1985年3月で牽引機をEF66に渡してしまったため、生でEF65PFの牽くブルートレインは出雲と銀河くらいしか見ていませんので、何ともいません。それでも、はやぶさの「鳥」の部分が薄いブルーのヘッドマークや円形の富士などEF65PF用として写真でしか見たことがなかったので感激モノでした。




会場にはその他にもいろいろいました。
EF641051は当日のあけぼの牽引機でしょうか?
検修庫の中にはDE101704とEF510-512「北斗星」がいました。
また、屋外にはEF510-501と502がいましたが、この2台はJR貨物へ売却準備中だそうです。この日は「田」の区名札が入っていたので気が付きませんでしたが・・・お別れだったようです。


最後に記念品を頂いて会場を後にしました。この記念品も賛否両論のようですが・・・私としては非常に嬉しかったです!こうして、過去の栄光も背負って現場の方がお仕事をし、また機関車が大切にされているのは嬉しく思います。今後EF65PFが保存されることは・・・ないかもしれません。最も親しみがあって、かっこいいと思ったのは私にとってEF65PFなのです。EF66は今でこそ数も減って何となく撮影していますが、PFに最も心惹かれたのは機能美が集約されているからでしょうか。本当に何を牽かせても似合う機関車ですしね。

また機会があれば同様の企画に参加したいと思います。

KATOから急行はまなす発売!

以前から発売されていたMicroAceに加え、TOMIX、さらに先日発売のアナウンスがあったKATOで3社の急行はまなすが揃います!いやーすごいですねコレ。しかも引退が(そう遠くないとは思いますが)アナウンスされたわけでもないのに・・・。


さて、私も一度だけ乗車したことがあります。その時の編成はこちら。日付にご注目。震災の直前です。


2011.03.08
青森駅
函館↑
ED79 12(青森−函館間)
スハフ14 555(給電エンジン代替車)
オハネフ25 7
オハネ24 501
スハフ14 556
オハ14 512(のびのびカーペット)
オハ14 510
オハ14 508(ドリームカー)
スハフ14 502
DD51 1138(函館−札幌間)
青森・札幌↓


この日は給電エンジン代替車としてスハフ14 555が連結された変則8両編成でした。オハネフ25-7では電源供給できませんからね。この編成になるべく近づけたいところです。今回は安価で作りもいいKATOで揃えたいのですが、基本セットだけでは車端がスハネフ14-552となり、合いません。そこで、増結セットまで揃えることになります。横に示した数字が再現する際の編成順序です。

<基本+増結セット>
1号車 スハネフ14-552 B寝台
2号車 オハネ25-11 B寝台     3
3号車 スハフ14-557 自由席    1
4号車 オハ14-515 カーペットカー 5
5号車 オハ14-508 ドリームカー  7
6号車 オハ14-510 ドリームカー  6
7号車 スハフ14-502 自由席    8
増結 オハネフ25-3 B寝台     2
増結 スハフ14-506 指定席     4
増結 オハ14-531 指定席


再現するにはオハネ24-501がないのが残念です。この点はTOMIXのほうだとオハネ24-500が入っているので再現度は高い気がしますが、今度はオハネフが存在しません。今回はオハネフ優先でKATOで決まりです。ただし、編成端のスハフ14-502はいいですが、スハフ14-557の連結器は加工しないとED79では牽引できません。とりあえずはDD51を入手して道内の運転を再現することにしましょう。
生憎KATOのDD51では1138番のナンバーは入っていないようですが・・・(1141が最も近い番号)

165系TOMIX 急行東海を再現する!その1

TOMIXから出ている165系ですが、その中でも初期に発売されたHG仕様にのみ「モハ165」がラインナップされています。モハ165は使用用途が限られ、実車も21両しか存在しません。しかし、このモハ165は東京−静岡・大垣間を結んでいた「急行東海」や「大垣夜行」の再現には欠かせません。


そこで、2006年に手に入れたのはモハ165×1とモハ164-800×1、モハ164-800Mでした。
さらに2010年にモハ165をもう一両入手しています。2010-08-15 - 永久に続けよ鉄の道
その2012年にクハ165を入手して、だいぶ先が見えてきました。


そして、先日、クハ-モハ-クモハの3両セットとサロ165×2を入手し、ようやく急行東海が組めるようになりました!

急行東海の編成ですが、末期のK編成を想定しています。
模型では屋根板がモハ165-19に関してはベンチレータに差異がありますが、加工技術もありませんので未加工のままにしておきます。後に屋根板だけ変更できればと思っています。

K-2編成
↑静岡
クハ165-110(シールドビームヘッドライト)
モハ164-829
モハ165-7 (ベンチレータOK)
サロ165-112
サロ165-125
モハ164-82(M)
モハ165-19 (ベンチレータ差異)
クハ165-175(原型ヘッドライト・幌付き)
↓東京


また、今回余剰となる、
モハ164-800、クモハ165(シールドビーム)については、クハ165(シールドビーム)を用意できれば、フルの11両とできるため、今後も入手の機会を探ることにします。