線路の向こう側

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203系の終焉

国鉄型の淘汰が進んでいく中で、近々なくなるのが113系スカ色(8/31予定)で、その次に注目を集めそうなのが常磐線の203系でしょうか。比較的地味な印象はありますが、こういう「地下鉄乗り入れ」のように特定の用途で使用されている車両は更新が遅れる傾向にあります。しかし、E233系2000番台の急激な増殖により、その数を減らしています。


本日は南流山→新松戸→北千住→秋葉原の順に移動したため、常磐線に乗る機会がありましたが、新松戸駅には数人の同業者。何も来ないだろう・・・と思っていましたが、これが目当てでしたか。


[2011年8月27日 新松戸駅]
同業者に遠慮しつつだったので完全に架線中が邪魔に入ってしまいましたが、記録写真としてはそれほど悪くはないと思います。この203系、個人的には結構気に入っているんです。201系亡き後、もっとも「国鉄の通勤車」の様子を色濃く残しているのがこの車両ではないでしょうか。


先に引退した207系900番台も一応写真に収めてあります。


[2006年9月22日 新松戸駅]
引退前にもう一度位乗車してるんじゃないかと思いますが、記憶には残っていません。はっきりと乗車したのを覚えているのはこの日が最後です。

205系以降の車両とは明らかに違う独特な空気を持つ203系。乗れるのは今のうちです。





<2011/08/28 追記>
203系、動いてるのは残り2本なんですね。そりゃ撮影しますよねぇ。知らなかった〜