線路の向こう側

鉄道や趣味に関することを週1更新でお届けします。

251系にお別れを、185系に感謝を。

2/2に東京ー伊豆急下田間を往復してきたので、その時の出来事をまとめます。

往路は251系、スーパービュー踊り子を利用しました。

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スーパービュー踊り子、略してSVO、ある人には「第三文型」って呼ばれていました。最初何のことかわからなかったのですが、英語のS+V+O(主語、動詞、目的語)ですね。もう今は中学校の英語教育ではこの考え方は教えないそうです。

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車内はまだ落ち着いた雰囲気を保っています。斜めの部分まで広い窓が、まさに「スーパービュー」ですね。

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 車内の案内図です。一部終了してしまったサービスには白線が引かれています。鉄道グッズの販売がないのは残念です。引退間際になったら何か販売するのでしょうか。

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展望席の様子も見てきました。ちょうど誰もいなかったので、写真を撮影できました。贅沢な眺めです。今回は、東京ー熱海間を普通席、熱海―伊豆急下田間をG車で過ごしました。以前、個室G車には乗車したことがあるのですが、普通席はなかったので、今回乗車することができて、何となく制覇した気分です。

 

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伊豆急下田に到着、お疲れ様でした。

 

続いて復路です。折り返しの1時間はコンビニに行っただけです(笑)

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帰りの踊り子は185系A6編成。

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特急、指定席、踊り子、東京この絶妙な表現の方向幕も185系の特徴です。

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国鉄スタイルのグリーン車表示。ここだけだと211系や113系のG車を思い出します。

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それにしても、もう35年以上昔からこの光景なのでしょうか。あ、特急のサボは刺さっていませんね・・・。

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(一部)窓が開くG車というのも珍しい。

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もう、一気に昭和です。ここだけ時間の流れが止まっています。実際に乗車したのは普通車でしたが、G車の中を撮影してきました。今まで残っているのが奇跡です。

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隣にいた8000系も帯無しの車両でしたので、レトロ感満載でした。

ほんと、ただただ惜別乗車、東京ー伊豆急下田間の往復でしたが、とても楽しく時間を過ごせました。ここまで濃い旅は久しぶりでした。

700系を新大阪で。

今日は700系ラストランの指定席券の発売日でしたね。

色々ありますが、無事に切符をゲットされた方、おめでとうございます。私は残念ながら外れてしまいました。2012年の100系300系のラストランに行けただけで満足です。

さて、700系は2/12から特別装飾に入ります。その前の運転は2/8が最後でしたが、2/7に関西へ行く予定がありましたので、新大阪で700系の雄姿を撮影してきました。

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普段着の700系ともこれでお別れです。

700系のデビューは1999年です。0系、100系300系500系ときて次はどうなるんだろう?300Xを見ながら姿かたちを想像していたものですが・・・700系が「カモノハシ」になるとは想像していませんでした。少し不格好に見えましたが、こうして写真に撮ってみるとやはり美しい流線形ですね。東海道線からの引退まであと少し、山陽区間ではまだまだ元気に走って欲しいですね。

 

このあとホテルに帰る際に、陸橋を渡っていたたころ、懐かしい車両たちを目にできました。

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12系と14系サロンカーなにわです。ああ、ここが宮原客車区を見渡せる場所かとわかりました。写真では何度も見たことがあったものの、初めてこの場所に来ました。以前に比べると構内はだいぶ閑散としてしまいましたが、12系、14系などが休んでいる姿は印象的でした。

185系x湘南ライナー(1年前の東京駅から)

年初の記事で185系MLながらの記事を紹介したが、今回は湘南ライナーについて。

nshira.hateblo.jpちょうど1年前の2019年2月1日に東京駅で湘南ライナーの写真を撮影していたのでご紹介します。

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東京以東に住んでいる者にとっては湘南ライナーと言われてもピンとは来ない。ただ湘南ライナー185系215系、251系、過去には351系などもその任についており、ライナーとはいえ歴代の車両が担当を受け持っている由緒正しきライナーといえよう。

185系の設計思想から考えるとライナー運用というのは非常に理にかなっているような気もする。中央ライナーの「はちおうじ」などの例を見ると、今後はE257系に置き換えられる際に、特急格上げがなされるのかもしれない。

そもそもライナーは、定期券を乗車券扱いにして特急列車に乗れなかった時代の産物で、ライナーや「おはようxx」のような特定の特急列車にのみ、定期券+ライナー券で利用可能だった。いまやその制約はないのであれば、特急に格上げしてもさしたる問題はないと言える。

それにしても私などはホームライナーで通勤通学するのが夢みたいなものだったが、沿線民でなくその夢果たされずに終わりそうで、残念でならない。

E231-500 山手線、最終日はここでお別れを

前回の記事でE231-500の引退までまだ数日あるのかな?とか書いていたら、まさかまさかその翌日に引退となってしまいました。

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さて、そのまさか最終日になると思っていなかった、1/21、私は個人的な別れを告げるため、上野駅E231-500を待っていました。実は205系山手線引退の時も上野駅で見送ったのです。当時は4編成存在した205系初期編成が残っておりました。(その時の写真は今出てこないので・・・すいません)

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上野駅の3番線から、撮影しました(トリミング済み)。スマホしか持っていなかったので画質はあまり綺麗ではありません。それでも、記録としては十分かなと思っています。この時は、もう1回くらい出会えるだろうと、そう思っていたのです。

運行番号2100Gというのも、キリがいい数字でいいなぁと思ったりしていました。結果としてこの時が私にとっての山手線E231-500との最後になってしまいました。

色々、あったようですが、それはここでは触れません。まずはお疲れ様。そして総武線でまた会いましょう、ですね。

総武線にE231-500が来た頃

山手線のE231-500がラストラン、までは数日あるのかな?残り1編成になってHMも装着されたようです。山手線は、東京にいればまず間違いなくお世話になりますし、E231-500については、導入された最初期から知っていますから、感慨深いものがあります。

 

そのE231-500ですが、一部は総武線に転用され、すでに多数転属済みとなっています。そんなE231-500がまだ総武線に入って間もないころ、このころは2編成しかいなかったはずです。その当時の写真です。

 

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2017年2月12日、場所は下総中山駅

左のE231-0もまだ総武線で活躍を続けていますが、6DOORSのステッカーが付いた編成はもうほとんどいません(5編成のはず)。

総武線はJR化直後は103系、201系しかおらず、当時の103系は山手線や中央線のおさがりでしたから、歴史は繰り返すのだなぁと思ったりしました。

3月のダイヤ改正では、三鷹以西の乗り入れと深夜早朝の御茶ノ水駅での各駅停車・快速の系統分離を廃止するとのことですから、山手線のE231が終わると総武線がホットになるのかもしれません。

 

ふるさと納税で手に入れる鉄道模型(壬生町EF64-0 7次形・JR貨物更新車)

ふるさと納税で「鉄道模型」というと、結構沢山の方が利用されているのではないでしょうか。制度やその活用の仕方については様々な議論があるにせよ、利用者としては有効に活用させていただくのがいいと思います。

鉄道模型、特にNゲージとHOゲージに限ると、
鶴ヶ島市 KATO
壬生町 TOMIX
蕨市 MicroAce
の3自治体でそれぞれ入手することが可能です。

私はというと、ここ1,2年は壬生町ふるさと納税TOMIX製の何某かを受け取っています。Nゲージの機関車1両に対する寄付金額が壬生町の場合は鶴ヶ島市より安いんですよね。コスパがいいのです。

コスパがいいといっても、欲しいものがなければ、それは結局不要なものとなってしまいます。家庭で消費できるような飲食物だと形には残りませんのでそれもいいと思いますが、単身ですと、しかも趣味のものが目の前にあるとついつい手が伸びてしまいます(笑)

 

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さて、2019年にいただいたのが「TOMIX 9103 JR EF64-0形電気機関車(7次形・JR貨物更新車)」です。

https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/9103.html

2010年に新発売され、2019年の再生産のロットです。EF64-0の貨物更新車、悪くはないと思うのですが、数が出ないのかなぁと思ってしまいます。ふるさと納税の対象となる製品はどうも売れ筋とは少し違うニッチな製品が多い気がします。

最初に発売されたころはまだ実車が走っていましたので注目度も高かったように思いますが、現在ではEF64-1000ですらだいぶ数を減らしていますから、あまり数が出ないのも仕方ない気もします。

まだ開封はしていませんが、昨今のTOMIX電気機関車の素晴らしい出来栄えを考えれば問題ないでしょう。タキやコキの編成を単機でも重連でも牽かせるとかっこいいでしょうね。

ところで、EF64-0の貨物更新色と言えば、定期列車の「急行ちくま」を牽引した実績があります。当時はJR貨物の稲沢機関区の運用があったのですが、通常は一般色で運用されていたようです。その中でも貨物更新色はEF64-49と64の2両が該当するそうです。民営化直後がゆえに見られた光景でしょうか。
参考:

amano0909.livedoor.blog

ほかにも14系客車の牽引実績やJTの牽引実績もあるようです。貨物更新色とは言え国鉄型、いろいろな組み合わせで楽しめそうです。

ちなみに付属している車番は「56・62・70・74」となります。ネットで調べた限りでは以下の通りで現在はすべて廃車されています。

EF6456 2009年3月頃 廃車
EF6462 2008年3月頃 廃車
EF6470 2011年8月頃 廃車
EF6474 2012年1月頃 廃車

折角手元に来たのですから、大切にしたいと思います。

 

185系×MLながら

あけましておめでとうございます。

このブログ、たぶん誰も見ていないのですが、なんやかんやで2005年から開設しているので実は15年になります。

 

2019年にYahooブログの閉鎖があって、ブログ文化もそろそろ終焉かなと思いつつ、TwitterInstagramとはまた違った形で情報発信できるツールとして今後も発展していくことを祈念しています。

 

それと私が書く文章が下手だなとだいぶ反省しているのですが、せめて趣味の文章位は書き続けたいなと思っています。

 

さて、本題です。2019年末に名古屋まで遊びで行きました。イベントの終了時点で21時を過ぎていたので、その日は名古屋に宿泊しました。名古屋って新幹線がすごく便利なので、中々近年宿泊しないのですが・・・この時期に名古屋に泊まったということで、せっかくなので見ておきたいと思ったのがこの185系MLながらです。

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9390M 快速ムーンライトながら 185系 B6(6両)+CX(4両) ※トリミング、画像修正済み
(D5100+SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM)

MLながら373系の時代に2回ほど、東京ー大垣間で乗車して以来、最後に乗車したのが2008年のはずです。夜行列車は横になれる寝台列車はともかく、座席は腰を痛めてしまうので最近はやめているのもあってご無沙汰になっています。

185系の前は183系でしたが、国鉄型の波動輸送対応車両であるがゆえに、大垣まで入船可能なわけですが、さて、185系の終焉へ向けてカウントダウンが始まった現在、いつまでこのMLながらが残るのか・・・。

それと気になるのが、この日の乗車率も、60~70%といったところでした。2019-2020年の帰省シーズンは分散型と言われていましたが、時節的にもコミケのシーズンで、名古屋時点で空席が目立つというのも以前では考えられないと思います。反面、高速バスやLCCに比べてML+18きっぷの優位性がそこまで見いだせないのかもしれません。

特急サンライズ出雲・瀬戸が連日の満席なのを見ていると、夜行需要はあるにせよ、MLながらのような形態の夜行列車はもう長くはないのでしょう。

一応E257系も修善寺乗り入れを予定しているようですし、JR東海でもE257系のハンドル訓練が実施されると思いますので、残る可能性もあるのかもしれませんが・・・。

 

そんな思いで夜の名古屋駅に立ちました。撮影者も結構多かったのと、何せ暗いので撮影には厳しい条件、しかも10両の停止目標の真横までしか柵があっては入れない。このくらいの写真が限界でした。編集しましたが、だいぶノイズが出ていますし、何とも言えませんが、まあこんなものでしょうか。