線路の向こう側

鉄道や趣味に関することを週1更新でお届けします。

オリエント急行来日前夜

 オリエント急行来日の1年前、寝台特急あさかぜは大きな転換点を迎えた。
 1987年3月14日、日本一豪華な寝台特急として「あさかぜ」が生まれ変わった瞬間だった。
 一部では国鉄最後の贈り物と呼ばれた。約1年後の1988年4月1日、国鉄はJRへと旅立った。

 さて、何故あさかぜがこのとき生まれ変わったのか?
 これには色々と理由があるのですが、大きな理由はこの2つ。
 ?開業を控えた青函トンネル直通列車のモデル列車としての役割
 ?陳腐化が目立ってきた九州ブルトレへのてこ入れ

 ?はご存知北斗星のモデル列車をやったわけですね。あさかぜにはロビーカーこそ
 連結されていませんが、シングルデラックス、デュエット、カルテット、食堂車、シャワー
 と一通りの設備が装備されていました。特に食堂車はオリエント調の名の下に改造されました。
 
 目立つのは外観で、それまでの白帯、銀帯ではなく、15両全車金帯になったこと。
 今では当たり前の金帯も、あさかぜが発祥です。


 クリスマスイブ。今年も忙しくて家出参考書片手に過ごしました。
 もうすぐKATOからオリエントエクスプレスも発売になるし、
 気分だけでもオリエント!というわけで、引っ張り出してきたのがこちら!

 
 

 KATO製24系25型金帯 基本4両と増結3両 です。
 
 KATOの24系は批判が多いことでも有名ですが、まぁKATOのみで編成を組成する分には
 問題なし。
 2009年には14系寝台車が国鉄仕様で製品化されるようですが、
 果たして長さはどうなるんでしょうねぇ。