線路の向こう側

鉄道や趣味に関することを週1更新でお届けします。

KATOオリエント急行とTOMIX機関車

 KATOオリエント急行発売から3ヶ月あまりが過ぎ、市場在庫も風前の灯といったところでしょうか。
 さて、このオリエント急行ですが、カプラーの問題がちらほらと指摘されています。
 機関車のカプラーに依存するのですが、途中で開放してしまうケースが私の環境で多発しました。
 以下にまとめてみます。
 条件は平坦線、小判型レイアウト、R300以上です。

 <走行中開放>
 ・EF81300(TOMIX
 ・DD51北斗星(TOMIX)
 ・EF651000東京機関区(TOMIX)
 ・EF510TOMIX

 <無事に走行>
 ・EF66さよならあさかぜ(KATO)
 ・ED75700(KATO)
 ・C59(MicroAce)
 ・ED75700(TOMIX
 ・ED79TOMIX

 以上の結果から、TOMIXのF級(6軸のもの)機関車では牽引できないことが判明。
 一方で、D級では牽引できました。

 対応策ですが、どうも、Mカプラーが状況を悪化させているようなので、
 Mカプラーをつぶすことにしました。
 カプラーを取り外し、Mカプラー機構の部分にゴム系接着剤(クリヤー)を流し、
 固定させました。

 その結果、EF651000(TOMIX)では劇的に改善され、走行中開放はなくなりました。

 ネット上では、TOMIX機をナックルカプラー化する方法が解決策として一般的のようですが、
 アーノルドカプラーのままの方が都合が良い場面もあると思いますので、
 この方法を試してみてはどうでしょうか。
 また失敗しても、カプラー部品の分売もあるので、部品に関してはそれほど問題ないかと。

 あとは勾配区間でどうなるか、検討していませんので、時間のあるときにでも検討してみます。