線路の向こう側

鉄道や趣味に関することを週1更新でお届けします。

東葉高速車両基地公開

6年ぶりに実施された車両基地公開を覗いてきました。

とりあえず中に入ると、だだっ広い敷地が目に付きます。
これは深川検車区を移転する計画があるためで、工場の建設予定地
と言っていました。


さて基地公開と言えばこれ。

鉄道部品の即売会!・・・ですが、私が到着したときには前方に25人ほどの列が。
値段的には、以下の通り。いずれも1000形に使用されていたもの。
前面方向幕+機械つき(35000円)
マスコン、ブレーキ(20000円?)
運転台(10000円)
指令電話(300円)
車番プレート(3000円)
表記プレート(3000円?)

私の時点で車番は残っていたのですけど、3000円は地味に痛いのでスルー。
非常用ドアコック表示板(500円)を別のブース(こっちは並ばなくても買えた)
で購入しました。

展示の目玉!と聞いていたのがこれ。
「SPENO INTERNATIONAL K.A.」と書いてありますが
いわゆる保線車両。普段は飯山満の留置線にいるんですが、
今日は近くで見られ・・・ないですね。
かっこいいなぁと思うんですけど。


展示車両は05系02Fと2000系2001F。これ、先日事故らなかったら001Fだったんでしょうか?
いずれにせよ数年後には方や転属の噂が流れていますので、油断ならない存在です。
方向幕はもうちょっと遊んでも良いと思うんですけど・・・。
「快速中野」「東快東葉勝田台」ではつまらないというか。。。

他には車掌体験、床下機器見学、パンタグラフ昇降実演、方向幕表示機実演、
軌道モーターカー試乗がありました。
あとは地元とタイアップして、ブラスバンドなどのステージイベントと
特産品の販売など。地域密着と言う感じでしょうか。

涙ぐましかったのは過去の記念切符を全て100円で販売するコーナー。
・・・開業の華やかさとは裏腹に、記念切符売れなかったんですねぇ。


最後に面白い画像を。
今年春に東葉高速鉄道では2000系のBトレを発売。事業者特注?ではなく、一般販売もされています。
これを車両基地でも販売していたのですが、見本が展示されていました。
たまたまある職員の方と談笑していたのですが、その方が何とBトレ発売に深くかかわった人だったそうで、
個人的にも鉄道趣味活動をなさっているそうです。
この2000系Bトレは八千代緑ヶ丘駅など、東葉高速駅窓口で購入すると特製ステッカーが付属しますが
この中身が全ての行き先網羅というすごい内容。コレを作ったのがお話していた方だそうです。
その方の作った作品がこちら!

日立製作所のある下松からEF210に牽引されて甲種輸送される2000系の姿とは。
恐れ入りました。
展示線は3本ありましたが、中線が313系2B、外線が115系3Bと東海区間をイメージ。
だからやりすぎですwww

1時間ほどの来場でしたが、個人的にはまあまあ楽しめました。
逆に言えば、1時間しか要らないです。
部品目当てでなければ、開始1時間ほどしてからゆっくり会場へ向かえば十分といった感じでした。
今後もこのようなイベントが続くことを期待したいと思います。
関係者の皆様、お疲れ様でした。