線路の向こう側

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EF65電気機関車撮影会 in 田端運転所(ツアー)に参加してきました!

田端運転所で行われる撮影会、年に数回有料で行われることがありますが、今回はEF65に的を絞った撮影会となりました。当日、E6系甲種輸送などがあり、ファン層はばらけたのではないかと思いますが、有料撮影会特有の和んだ空気感が印象的でした。


田端運転所の正門?です。今回はこちらではないほうから入ります。


機関車はこのように並んでいました。左から
EF65-501(さくら)、1105(はやぶさ)、1106(みずほ)、1107(富士)、1115(あさかぜ)です。
この順番は、当時の東京駅を発車するブルートレイン列車番号に従っています。
さくら(1レ)、はやぶさ(3レ)、みずほ(5レ)、富士(7レ)、あさかぜ1号(9レ)、あさかぜ3号(13レ)、瀬戸(15レ)です。東京機関区などで当時行われた撮影会でも同じ順序になっていることが多いのもこのためです。

なお、区名札には「東」、仕業番号には「3/4」が1105号機には刺さっていました。同様にEF65-501、1106にも区名札、仕業番号が入れられていましたから意識していたことがわかります。しかし、撮影には不向きでしたので何人の方が気付いたことか・・・。また、角度的に1107と1115では区名札の有無が確認できず。悔やまれます。


この日人気があったのは1115のあさかぜではないでしょうか。1115はスノープラウもなく、現役時代(まだ現役ですが)の姿にいちばん近かったように思います。ところでヘッドマークですが、あとで聞いた話ですがレプリカを使用したそうです。雰囲気は十分でしたし、機関車への距離があったので問題はないと思いますが、若干違和感というか・・・そういうのはありました。もっとも、私は1985年3月で牽引機をEF66に渡してしまったため、生でEF65PFの牽くブルートレインは出雲と銀河くらいしか見ていませんので、何ともいません。それでも、はやぶさの「鳥」の部分が薄いブルーのヘッドマークや円形の富士などEF65PF用として写真でしか見たことがなかったので感激モノでした。




会場にはその他にもいろいろいました。
EF641051は当日のあけぼの牽引機でしょうか?
検修庫の中にはDE101704とEF510-512「北斗星」がいました。
また、屋外にはEF510-501と502がいましたが、この2台はJR貨物へ売却準備中だそうです。この日は「田」の区名札が入っていたので気が付きませんでしたが・・・お別れだったようです。


最後に記念品を頂いて会場を後にしました。この記念品も賛否両論のようですが・・・私としては非常に嬉しかったです!こうして、過去の栄光も背負って現場の方がお仕事をし、また機関車が大切にされているのは嬉しく思います。今後EF65PFが保存されることは・・・ないかもしれません。最も親しみがあって、かっこいいと思ったのは私にとってEF65PFなのです。EF66は今でこそ数も減って何となく撮影していますが、PFに最も心惹かれたのは機能美が集約されているからでしょうか。本当に何を牽かせても似合う機関車ですしね。

また機会があれば同様の企画に参加したいと思います。