マイクロエース東武20050型の静かなる再生産と実車の静かなる日比谷線直通運用からの引退
7/1付でマイクロエースのA-7971 東武20050型8両セットが再生産されました。この製品は初回生産が2018年(のはず)で、2回目の再生産となりました。2020年3月末に日比谷線直通運用から実車が引退したのを受けてかと思われます。
この製品、初回生産時にすごく生産数が少なくて一部で有名でした。20070型の出来がいまいちだったとか、おともに最適な03系がいまいちで、20050型の人気が出ないと思われたので各模型店が発注数を絞ったとか、言われています。
今回も生産数は決して多くはなかったのではないでしょうか。店頭に並んでいるのかいないのかわかりませんが、ネット上では有名な店舗では完売になっています。大手私鉄の東武鉄道とはいえ、通勤型車両とあって需要はそこまで高くないかもしれません。
私はというと、日比谷線にはよく乗車しますし、20050型の5ドアにはロマンを感じます。発売日直前に運よく予約して入手できました。
少し写真が暗くて、昔のグレーのケースに思うかもしれませんが、ちゃんと最近の水色のケースです。
18m級の車両で8両編成中4両が5ドア車という強力な多扉対応ですね。平成を代表する私鉄の多扉車両と言えるのではないでしょうか。
先頭車両のアップです。先頭のカプラー部分が少々寂しいのとライト部分の天地方向に若干詰まっている感じがしますが、印象把握はよくできていると思います。帯色については諸説ありますが、まずまずかなぁと思います。
最後に実車です。私が最後に遭遇したのは2020年3月10日でした。時代の中でなくなっていった多扉車、その1つとして手元に残しておきたいと思います。