線路の向こう側

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いよいよか?EF6627の行く末

JR貨物のEF6627がいよいよ最後になるのではと界隈がにわかに色めきだっています。6月初旬に検査切れとなるためで、今回は全般検査となるため、その検査は施工されないのでは?というものです。EF66に関しては0番台はこの27号機1両のみであること、さらには100番台の初期車については既に廃車されていることから、27号機もそろそろではないかと噂されているのです。

そんな噂が立っていることなど知らず(おいっ)、ちょうど先週小田原駅で撮影してきたのでご紹介します。

まず初めにEF210のコンテナ貨物を2題です。この時間帯は10分おきに貨物列車が走行しており、被写体に困ることはないでしょう。ただ、時間が時間(夜10時以降)なだけに撮影条件は注意しないとまともに撮影することは困難で、難しいと思ったら動画撮影に切り替えるなどの工夫が必要です。

f:id:shirakinozomi:20210524220037j:plainEF210-142 5069レ? 

f:id:shirakinozomi:20210524220456j:plainEF210-145 2051レ?

本命の到着の前までに2列車を撮影しましたが、駅の照明との関係で、明るく撮影できる部分は限られているようです。その点に注意してEF66を待つことにします。

そして向かってきたEF66は、思いのほかゆっくりと走ってきました。

f:id:shirakinozomi:20210524222949j:plainEF6627 2067レ

この日は吹A2運用に入っており、2067レの先頭に立ちました。小田原駅の通過は22:25で深夜時間帯となりますが、駅での撮影であれば多少工夫することで撮影が可能となります。それでも、流石に暗かったため、撮影後の画像の明るさやコントラストの調節は必要でしたが、この時間帯の撮影にしてはよく撮影できたと思います。

注目度の高い機関車ではあるものの、夜間帯のしかも平日ということもあって、同駅で撮影していたのは私のほかに1名でした。お互いに軽く会釈をしてホーム端に立ち、無言でシャッターを切りました。帰り際に、「お疲れ様でした!」と一声かけられて、もう1名は去っていきました。昨今の撮り鉄騒動を聞いていると、皆がそうなってしまったのかと思ってしまいがちですが、そうではない、昔ながらのやり取りができて嬉しかったです。