線路の向こう側

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東武350型、マイクロエース製を入手しました。

東武350系に関してはこれまでにもいくつか実車の記事をあげています。今回はマイクロエース製のNゲージを入手できましたのでご紹介します。nshira.hateblo.jpnshira.hateblo.jp

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はい、マイクロエースA2098東武350型(352F)特急きりふり4両セットです。実車廃車回送が発売同日に実施されるというミラクルもありました。これも延期に次ぐ延期があったおかげです。

前回製品では、1800型の金型をそのまま流用したため、ヘッドマーク部分が出っ張っている残念仕様でしたが、今回はそこを中心に改良したとのことでした。

f:id:shirakinozomi:20210604234633j:plain確かに先頭車のHM部分はかなり平滑で、これなら雰囲気ばっちりと言えます。同形式は鉄コレでも製品化されており、発表はほぼ同時期も発売は先んじてされています。鉄コレには鉄コレの良さがあると思いますが、やはりマイクロエース製は動力標準装備、灯火類も標準装備とあっては分が悪いのか、在庫は残っているようです。

とはいえ、マイクロエース製も完全ではありません。次の画像をご覧ください。

f:id:shirakinozomi:20210604234517j:plainこちら、側面から見た写真ですが、なんと方向幕部分が印刷表現です。KATO製の一部などでは印刷表現がみられますが、これはどうなんでしょうか。気にする方は一定数以上いるように思います。さらに次の写真です。

f:id:shirakinozomi:20210604234537j:plainこちらは写真の左側、TOBUマークの下にご注目ください。トイレ窓がありますが、なんとこちらも印刷表現です。

350型は前回生産品(2019年)もありますので、そちらを紹介している記事を発見しました。

pre7012.hatenablog.comこの記事でも、写真を見る限りは方向幕は印刷表現、ただし枠のみで方向幕の印刷は無し、トイレ窓も印刷表現でした。

印刷表現が悪いかどうかは賛否両論と思います。実際、はっきり印刷されていますし、特に不満はありません。ただ、多少のがっかり感があるのも事実です。とはいえ、印刷技術に優れたマイクロエースのこと、全体の品質も悪くなく、鉄コレ製品との差別化についてもできていると思います。

令和も活躍する350型、様々な東武の車両とのコラボレーションを楽しみたいと思います。4両編成と手軽で、東武日光線など、単線区間のレイアウトでも似合うし、都心に近い複々線も似合う、使い勝手の良い車両と言えると思います。

手元には6050系野田線仕様の8000系、日比谷線直通の20050系があり、それらとの並びも楽しそうです。