線路の向こう側

鉄道や趣味に関することを週1更新でお届けします。

ペンション&レイアウト がるばさんに行ってきた!

レイアウトの付帯する宿泊施設に以前から一度は行ってみたいと思っていたのですが、大学時代の先輩後輩合わせて12名で行ってきました。同種の施設はいくつかありますが、今回はこちらhttp://www.d1.dion.ne.jp/~garubha/にお邪魔してきました。

アクセスは東武浅草から特急りょうもうで終点赤城へ。そこから車で30分です。今回は送迎をお願いしました。12名なので2回に分けましたけど、快く引き受けてくださいました。感謝!!

レイアウトの全景は写真がありません(すいません)。理由はカメラを忘れたから(オイ
ついでに走らせる予定だったユーロライナーも忘れるという・・・

さて、レイアウトの説明に戻りますと、コントローラは3個。それぞれ出力4Aで、希望があればDCCも準備可能です。実際は5列車まで運転できますので、友人同士でしたらうまく回せるでしょう。多少部屋全体は狭くなってしまいますが、不可能ではないかと。

写真は在来線の複線高架とローカル線の終着駅部分の留置線を使用した撮影会風の光景です。左端にあるキハ58ASO1962はローカル線の側線です。さらにその外側に新幹線の複線があります。部屋は元客室改造で6畳ということでしたが、思った以上に楽しめました。情景は非常によく作りこんであると思います。ポポンデッタもいいですが、あれは各店代わり映えしないし、あちらは走行用のレイアウト、こちらは車両を魅せるレイアウト、とでも言いましょうか。私自身は走っている姿も好きですが、こうして留置線に並べ、背景のある光景が結構好きなので、そういう意味では非常に気に入りました。


レイアウト以外のことも少し触れておきます。
・食事
食事は夕食と朝食の2食いただきましたが、どちらも洋風で少し薄味の素材を生かしたお料理が印象的でした。自家製のパンも美味で、自分のテーブルの分はほとんど食べてしまいましたw

・風呂
一度に入浴できるのは2〜3人で家族風呂のような感じです。

・客室
洋間4部屋、和室1部屋を使いましたが、全体的に湿気が少し気になりました。

・圏外!
携帯はソフトバンクauは圏外です。あきらめましょうwというか、バッテリーがガンガン減ります。
ドコモだと若干入るようです。
その分、周囲に何もなく、夜も多少騒いでも問題ないということで、夜は遊びましたけどね。


オーナーさん、奥さんともに暖かい方で、レイアウトの保守を行うというお兄さんも少々マニアックで知り尽くした方です。レイアウトで夜まで遊びたい方にはおすすめの宿ではないかと思います。

最後にちょっと愚痴を。
結局、30分位しか走行時間は取れませんでした。まあ持っていった種類も少なかったので仕方ないと言えばそうなのですが・・・

203系の終焉

国鉄型の淘汰が進んでいく中で、近々なくなるのが113系スカ色(8/31予定)で、その次に注目を集めそうなのが常磐線の203系でしょうか。比較的地味な印象はありますが、こういう「地下鉄乗り入れ」のように特定の用途で使用されている車両は更新が遅れる傾向にあります。しかし、E233系2000番台の急激な増殖により、その数を減らしています。


本日は南流山→新松戸→北千住→秋葉原の順に移動したため、常磐線に乗る機会がありましたが、新松戸駅には数人の同業者。何も来ないだろう・・・と思っていましたが、これが目当てでしたか。


[2011年8月27日 新松戸駅]
同業者に遠慮しつつだったので完全に架線中が邪魔に入ってしまいましたが、記録写真としてはそれほど悪くはないと思います。この203系、個人的には結構気に入っているんです。201系亡き後、もっとも「国鉄の通勤車」の様子を色濃く残しているのがこの車両ではないでしょうか。


先に引退した207系900番台も一応写真に収めてあります。


[2006年9月22日 新松戸駅]
引退前にもう一度位乗車してるんじゃないかと思いますが、記憶には残っていません。はっきりと乗車したのを覚えているのはこの日が最後です。

205系以降の車両とは明らかに違う独特な空気を持つ203系。乗れるのは今のうちです。





<2011/08/28 追記>
203系、動いてるのは残り2本なんですね。そりゃ撮影しますよねぇ。知らなかった〜

TOMIX EF651000前期型について

もうすぐ発売のこちら
TOMIX ���S �d�e�U�T-1000�`�d�C�@�֎ԁi�O���^�j
について少し。


入っているナンバーは1031、1032、1038、1039です。どれも新製時に宇都宮機関区に配置になった釜で、後に岡山転属。JR貨物の機関車として活躍しています。もっとも既に廃車となっていますが。うち、1031と1032は広島更新色カラシ扉車、1039が2色更新白プレと更新されたのにもかかわらず、1038だけが後々まで国鉄色を保ち、廃車されています。


私も購入予定なのですが、初めは1031号機にしようかと思っていました。が、更新実績がない釜が入っているのなら・・・。いや、むしろ2両買って!?というかTOMIXはいずれ岡山更新色はやる気がするんですよねぇ。うーん。というわけで結論。1038号機にしようと思います。これで手持ちのカヤ24+24系25型の「あけぼの」を牽引させてもいい釜が手に入ります〜
(・・・といっても、24系25型は100番台なので厳密には・・・ねぇ。)

三郷駅で撮る

8/16の昼間ですが、この日はまだお盆なので貨物列車は動いていないんじゃないかと思っていました。


帰りに南流山に着いたとき、中線にはEF651097以下タキ編成が停車中。これを撮影するには・・・次の駅に行けばいいんじゃないの?ということで10何年かぶりに三郷駅へ。といっても下車したわけじゃないですけどね。


早速やってきたのは・・・あれ?EF210-6牽引のコンテナでした。

2078レ 三郷15:29


しかも下り東京行と被られて、ひどい写真に。。。恐らく、南流山で追い抜きがあったんだと思われます。気を取り直して。



8685レ 三郷15:37


うむ。三郷駅の手前の橋梁もばっちりで、いい写真となりました。この後はEF64の列車が来るはずなんですが、お盆で運休でした。残念。三郷駅の橋梁と絡めた写真はいつか撮ってみようと思っていたので良かったと思います。

幕張電車区に113系はもう・・・

本日は所用で新検見川まで行ってきました。津田沼以東に行くのはずいぶんと久しぶりでしたが、幕張電車区を覗いてみるといたのは113系の復活湘南色(S62でしたっけ?)1本のみで、あとは211系やら209系やら。


帰路では数本の113系が休んでいましたが、いよいよ来るべき時が来たのでしょうね。


思えば113系総武快速線から引退して12年ですか。
平成11年11月11日11時11分にクハ111-1111が記念列車として運転されたのも懐かしい。
サロ124の2階建てグリーン
元特急車のサロ(未だにNで模型化されませんねぇ)


最近は節電でクーラーが弱いため、窓を開けている場面が多いのですが、
窓が開いたまま地下区間に列車が入ると、昔の丸ノ内線総武快速線が思い起こされます。
あの頃は冷房が入っていても、ほとんど効かないわけで、結局窓を開けていたんですよね。
平成初期までは「房総夏ダイヤ」といって夏期は総武快速線で大増発をやっていたわけですが、
今年は「夏季節電ダイヤ」で、逆に本数を減らす時代になるとは・・・。
また10年後、どんな列車が走っているのでしょうかね。。。

南流山の中線

この春から武蔵野線ユーザーになりました!人生初のJRを使っての通学・通勤。感無量です。さて、となると気になるのは貨物輸送。折角ですから毎日でもカメラを持ち歩こうかと思っております。今日、4/4の南流山にはこんなのが止まっていました。


EF651121単機!青プレの原色釜で、つい最近まで岡山機関区の所属でしたが、


ご覧の通り区名札には「新」の文字が!新鶴見所属の証ですね。EF641000番台の所属が愛知機関区に統一され、関東でも広島更新色が見られるようになりましたが、今度はEF651000番台の所属が新鶴見に統一されつつあるんでしょうか?非常に興味深いです。


それにしても、EF651121は3/24にも船橋法典で撮影できましたが、その時以来で、もう会うこともないと思っていた青プレ機とこうして縁ができるとは思いませんでした!そして今日は単機ですが、テールライトを2灯両方つけている状態というのは私はみたことありませんでした。(過去に東京駅で見たことはありますが、その時は1灯のみ)


印象的だったのは仕事帰りのサラリーマンと思しき人たちも携帯カメラを片手に撮影していたことでしょうか。さすがに女性客は見向きもしませんでしたが・・・。これからも新鶴見EF65には頑張ってもらいたいものです。

185系クイズ列車の旅と113系

 今日は所用で千葉まで行ってきました。帰りは捻挫して帰ってきたりしたんですけどね・・・。

1/29・30日に185系クイズ列車の旅なる団臨が企画されました。JR千葉支社の企画なのですが、東チタの185系B編成で両国発着、29日が外房・内房線、30日が総武本線成田線経由で運転されました。が、一部情報によるとツアー申込客があまりなく、企画としてはイマイチだったようです。
 

とはいえ、185系のチタ車が入線する機会なんてそうそうないですから、所用の前に撮影しようかと少し早めに西船橋へ到着・・・ん?奥の快速線を走り抜けていく185系が・・・orz
今回の団臨はダイヤ情報非掲載で途中のスジがわからなかったので、勝手な予測を立てたのですがちょっとお甘かったです。仕方ないのでいったん津田沼まで移動し、トイレを済ませた後千葉へ。185系には逃げられてしまったものの千葉駅付近で113系の撮影でも・・・と思ったら、稲毛を過ぎたあたりで抑止している185系が!これはラッキー。とうわけで、千葉駅到着後に9・10番線へと移動して撮影。



専用ヘッドマークはまあ頑張ったと思いますが、これなら183系でよかったんじゃないでしょうか?高シマの185系湘南色になったOM03編成のほうがまだ人気が出たんじゃないかと。
とりあえず185系の撮影を終了し、本千葉駅へ。最近ホームが15両化対応し、快速が停車するようになりました。
この駅の千葉寄りは有名撮影ポイントですが、果たして運よく113系は来るか?と思ったらあっさり来ました。



この写真は蘇我寄りで撮影したもので、午前中逆光のためこのような写真となっています。この車両の返しが来るということなので、数分後には千葉寄りで無事撮影できました。


さて。千葉−本千葉間の移動中、ちょっと変わった出来事がありました。
185系を撮影した後、内房線館山行に乗るため、カメラを片手に持ったまま10番線から5番線へと移動し、209系3100番台に飛び乗りました。8両編成の後ろ4両の2号車、3人掛けの席に着きカメラを仕舞おうとしたところ、「カメラの中の電車の写真を見せてください!」と、小学校低学年くらいの少年に声をかけられました。
少年は頭に青いバンダナを巻き、メガネをかけ、コンデジ2台を大事そうに持っていました。私の横に座ると自身のカメラを操作し、中身を見せてくれましたがなるほど。彼のカメラの中には鉄道写真だらけ。主に千葉駅や蘇我駅で撮影したと思われる113系、183系、E257系500番台、京葉線の車両などが次次と写し出されます。生憎私のカメラ内のデータは今日撮影した185系の分しかなかったので、「今日撮影した分だけしかないからごめんね。」とだけ少年に言いました。
少年は楽しそうに自分の撮った写真を解説してくれるのですが、なにせ初対面だし、相手は小学生。周囲からは
完全に「こいつら何やってるの?」という視線がいっぱいです。少年の言葉に適当に相槌を打ちながら「183系や113系は君が大人になるころにはもうなくなっているだろう。だから君が今撮っている写真は貴重なんだよ。」と言うと、「そっか!そうですよね!僕が大人になるころにはこれも高くなっているんだろうなぁ。」とつぶやいていました。
私はそれじゃ、とだけ言って本千葉で降りましたが、あの少年はどこまで乗っていったのやら。
しかしあの少年、私だったからよかったものの、中には悪い大人も結構いますから、そういう人に引っかからないか不安です。少年の気持ちはわかります。私が鉄道ファンだというのもすぐわかったのでしょう。ですが、あまりに軽率な少年の行動。私だってこの趣味をやっていて、いい思いをするだけじゃありません。実際、千葉駅では中年の男性が「ホームで三脚使うんじゃない!」「ほら、そこ撮影の邪魔だ、どけ!」と言っていましたが、そういう発言は一見正しいかもしれませんが、それにしても正しい対応かというと違う気がします。
少年がこれからも鉄道趣味を通じてまっすぐ成長してくれればと思う次第です。