シルバーウイーク真っただ中、世間は今年最後のチャンスとばかりに遠出される方が多いようですね。否定はしませんが、私は遠出はせずに過ごすことになりました。代わって到着したのが下の写真に示す通り、
TOMIX 98704 JR 24系25形特急寝台客車(北斗星・JR東日本仕様)基本セットB
TOMIX 2215 JR DD51形ディーゼル機関車(JR北海道色) x2
TOMIX 9531 JR客車 オハネフ25-200形(北斗星・JR東日本仕様)増結用 x2
TOMIX 9532 JR客車 オハネ25-100形(北斗星・JR東日本仕様)増結用 x3
となっています。
製品のレビューは先輩諸氏にお任せし、私は整備したらまたご紹介したいと思います。
それにしても、今回のこれらの製品は、発売即完売の勢いだったようですね。コロナ後で出荷数が減少していることもあるのでしょうが、欲しい方にいきわたる分+αの在庫は流通してほしいものです。
さて、このセットを見て「黒磯訓練」を思い起こされた方も多いようです。黒磯訓練とは、いわゆる乗務員のハンドル訓練の一環で運転される列車のことで、運用に入っていない車両を主に使用するため、予備車が充当される機会が多かったのは事実です。最近ではカヤ27をEF81のPPで挟んだ形などが一般的のようです。なるほど今回の製品のセット内容は通常北斗星の運用には入らない、予備的な位置付けの車両が多いのは間違いなさそうです。
さて、そんな黒磯訓練で忘れらない列車があります。2011年の12系+24系で運転された列車で1,2か月の間に様々な機関車にけん引されました。その姿はさしずめ現代に甦った「八甲田」や「津軽」などの夜行急行の様相でした。当時、これはと思い、上野駅まで撮影に行った記録を本日はご紹介します。
この日の牽引機はEF81133でした。今でも現役の機関車ですがいつまで走ってくれるのでしょうか。
そしてこちらが動かぬ証拠、24系と12系を連結した状態です。残念ながら幌はつながっておらず、営業列車ではないことがわかります。
当日の編成は以下の通りで堂々の客車9両編成でした。
←上野 EF81 133ースハフ12 161ーオハ12 369ーオハ12 368ーオハ12 367ースハフ12 162ーオハネ25 231ーオハネ25 229ーオハネ25 238ーオハネフ25 14 黒磯→
今は懐かしい推進回送のシーン。雨天時は大変だったそうですが、これも今は見ることができません・・・。(12系客車の上野入線が実現すれば今でも見られるんでしょうか?)
この珍事はなぜ起きたのか、今となっては謎に包まれています。しかしほんの少しでも、現場の方がファンサービスとして思っていただけていたのなら、私たちファンにとってこれほど嬉しいものはありません。現場とファンの間はいい関係でいたいものですね。