スペーシア原色へ、後継はどうなる?(2017年の撮影から)
東武スペーシアが原色に戻るようですね。やっぱり原色はいいと思うんです。ただ、今のカラフルなスペーシアも悪くないとは思っています。2017年に早朝の春日部駅で撮影した「日光詣スペーシア」です。
金ピカってどうなんだろうって最初は思いましたが、結構似合っているように思います。
さて、このスペーシアもリニューアルされているとはいえ、1990-1991年製です。置き換え候補が気になりますが、リバティ500系で置き換えになるのは少し残念、難しいとは思いますが、個室車両は残してほしいところです。
東武鉄道には期待したいところですが、コロナの影響もあって、軒並み営業成績は右下がりでしょうから、もう少し長く使うのかもしれません。そもそもこの100系スペーシアの前に、350系がありますから、先にそちらの置き換えでしょうか。
東日本115系の最後の砦は新潟になりそうです。(2018年の撮影から)
役目を終えて帰らぬ旅路へ(レール輸送用チキ車廃車回送)
JR東日本の事業用車両の更新の流れが止まりません。キヤE195系の導入により役目を終えたレール輸送用のチキ車が廃車回送されました。最後は新小岩から郡山に向かったようです。
夕方、南流山駅の中線に停車していたのはEF8180でした。
レール輸送専用、と書かれたチキ車がつながっています。
ずらっと並んだ車両たち。ですがあるべきものがありません。レール輸送車には、レールを固定して輸送中にずれないようにする部品が本来ありますが、それらがすべて外されていて、どこまでも続く平面のようになっています。それが、これらの車両が用途を終え旅立つことを示しているのです。
夕方時間帯のラッシュアワーをすり抜けるように運行される廃車回送のため、ここで長時間停車していました。多くのファンがシャッターを切っていました。
機関車の大事な用途の一つである、レールの運搬やバラストの運搬などのいわゆる「工臨」は新型の事業用社によって置き換えられていくことで、写真のような機関車の存在は完全に過去のものになっていくのでしょう。
EF81も今回はチキ車を終わりの地までエスコートしましたが、自身がその立場になるのもそう遠くないと思わずにはいられません。
東武350型、マイクロエース製を入手しました。
東武350系に関してはこれまでにもいくつか実車の記事をあげています。今回はマイクロエース製のNゲージを入手できましたのでご紹介します。nshira.hateblo.jpnshira.hateblo.jp
はい、マイクロエースA2098東武350型(352F)特急きりふり4両セットです。実車の廃車回送が発売同日に実施されるというミラクルもありました。これも延期に次ぐ延期があったおかげです。
前回製品では、1800型の金型をそのまま流用したため、ヘッドマーク部分が出っ張っている残念仕様でしたが、今回はそこを中心に改良したとのことでした。
確かに先頭車のHM部分はかなり平滑で、これなら雰囲気ばっちりと言えます。同形式は鉄コレでも製品化されており、発表はほぼ同時期も発売は先んじてされています。鉄コレには鉄コレの良さがあると思いますが、やはりマイクロエース製は動力標準装備、灯火類も標準装備とあっては分が悪いのか、在庫は残っているようです。
とはいえ、マイクロエース製も完全ではありません。次の画像をご覧ください。
こちら、側面から見た写真ですが、なんと方向幕部分が印刷表現です。KATO製の一部などでは印刷表現がみられますが、これはどうなんでしょうか。気にする方は一定数以上いるように思います。さらに次の写真です。
こちらは写真の左側、TOBUマークの下にご注目ください。トイレ窓がありますが、なんとこちらも印刷表現です。
350型は前回生産品(2019年)もありますので、そちらを紹介している記事を発見しました。
pre7012.hatenablog.comこの記事でも、写真を見る限りは方向幕は印刷表現、ただし枠のみで方向幕の印刷は無し、トイレ窓も印刷表現でした。
印刷表現が悪いかどうかは賛否両論と思います。実際、はっきり印刷されていますし、特に不満はありません。ただ、多少のがっかり感があるのも事実です。とはいえ、印刷技術に優れたマイクロエースのこと、全体の品質も悪くなく、鉄コレ製品との差別化についてもできていると思います。
令和も活躍する350型、様々な東武の車両とのコラボレーションを楽しみたいと思います。4両編成と手軽で、東武日光線など、単線区間のレイアウトでも似合うし、都心に近い複々線も似合う、使い勝手の良い車両と言えると思います。
いよいよか?EF6627の行く末
JR貨物のEF6627がいよいよ最後になるのではと界隈がにわかに色めきだっています。6月初旬に検査切れとなるためで、今回は全般検査となるため、その検査は施工されないのでは?というものです。EF66に関しては0番台はこの27号機1両のみであること、さらには100番台の初期車については既に廃車されていることから、27号機もそろそろではないかと噂されているのです。
そんな噂が立っていることなど知らず(おいっ)、ちょうど先週小田原駅で撮影してきたのでご紹介します。
まず初めにEF210のコンテナ貨物を2題です。この時間帯は10分おきに貨物列車が走行しており、被写体に困ることはないでしょう。ただ、時間が時間(夜10時以降)なだけに撮影条件は注意しないとまともに撮影することは困難で、難しいと思ったら動画撮影に切り替えるなどの工夫が必要です。
EF210-142 5069レ?
EF210-145 2051レ?
本命の到着の前までに2列車を撮影しましたが、駅の照明との関係で、明るく撮影できる部分は限られているようです。その点に注意してEF66を待つことにします。
そして向かってきたEF66は、思いのほかゆっくりと走ってきました。
EF6627 2067レ
この日は吹A2運用に入っており、2067レの先頭に立ちました。小田原駅の通過は22:25で深夜時間帯となりますが、駅での撮影であれば多少工夫することで撮影が可能となります。それでも、流石に暗かったため、撮影後の画像の明るさやコントラストの調節は必要でしたが、この時間帯の撮影にしてはよく撮影できたと思います。
注目度の高い機関車ではあるものの、夜間帯のしかも平日ということもあって、同駅で撮影していたのは私のほかに1名でした。お互いに軽く会釈をしてホーム端に立ち、無言でシャッターを切りました。帰り際に、「お疲れ様でした!」と一声かけられて、もう1名は去っていきました。昨今の撮り鉄騒動を聞いていると、皆がそうなってしまったのかと思ってしまいがちですが、そうではない、昔ながらのやり取りができて嬉しかったです。
415系800番台七尾線色を入手、しかも2編成!
2月の七尾線訪問以来、415系のことが頭から離れなくなってしまいました。
nshira.hateblo.jpnshira.hateblo.jp
そこで415系を入手してきました!
向かって左側がオークションサイトで入手したもの、右側が新品で入手してきたものです。こちら、KATOのラウンドハウス製品で、タイプ品になります。側窓がこのタイプの実車はないそうです。鮮やかな415系の印刷と専用設計の無線アンテナが特徴的で、雰囲気を含めて製品の魅力は十分です。
ちなみに今回試運転線としてワークテーブルを購入してエンドレスを組むことにしました。
オークション入手品は先頭車がLED化改造されていました。
新品の方は元々の電球が使用されています。415系七尾線は1991年の電化、今年30周年を迎え、その活躍を終えたわけですが、それもそのはずでこの製品は2001年の製品でなんと20年ものです。
鮮やかな塗装はJR西日本のお家芸とも言える地域色です。末期は「茜色」になりましたが、七尾線色として鉄道ファンに親しまれていました。
最後は2列車併結の6両編成として・・・とはいえ、まだ中間連結用のカプラーは用意していないので、イメージだけですが。
さて七尾線415系は、運用区間が七尾ー小松間で、津幡からは北陸本線を小松まで運用に入っていましたから、北陸本線の多種多様な在来線列車と顔を合わせていたことと思います。413系、475系、419系、681系、683系、485系、489系、キハ58、トワイライトエクスプレスなどなど。
模型的にもいろんな車両たちと共演していただきましょう。
ポポンデッタで新車の撮影を
ブログ記事は更新できていませんでしたがその間も鉄道模型の増備は続いていましたので今日はそちらをご紹介します。
新車の撮影を自宅・・・でもいいのですが、ポポンデッタまで足を伸ばしてみました。撮影専用線が欲しくなります。
このような記事を見ていると非常に刺激を受けますね・・・。何度も計画してはとん挫しているので、実効性はどうなるかはわかりませんが・・・。
さて、本題です。今回は3編成持ち込みました。
最初は「KATO 10-1539 415系100番代(九州色) 4両増結セット 」を動力化したものです。こちらは増結セットのみ格安でオークションサイトに出品されており、ダブったか何かと考え落札、ASSYで発売されている動力車を組み込んだものです。側窓の一部が固定化されているのが特徴です。私はこの固定窓化されている編成には乗車したことがありません。
続いて「KATO 10-1689 813系200+300番代 6両セット (特別企画品) 」です。JR九州の通勤型では811系・813系が大好きです。JR西日本の221系・223系のように転換クロス3扉車は、通勤通学で使ってみたいと憧れます。
特別企画品は少数派の300番台(左)と多数派の200番台(右)のセットになっていて、ガラスがスモークになっているのが300番台です。模型でも比較的はっきりとその違いが見て取れます。
2編成並べると、鹿児島本線の光景が目に浮かびます。
最後に、「TOMIX 9158 JREH800形電気機関車」です。H級の機関車が1両欲しいと思っていたんですが、セール品で安くなっていたEH800を選びました。カシオペアの牽引実績があるのも選んだ理由の一つです。今度大量増備予定のコンテナ列車を牽引してもらおうと思っています。
絶対に顔を合わせることのない2両ですが、赤い色と相まって関門仕業にもついているかのようです。模型の世界ならではの光景ということで。
今回久しぶりにポポンデッタを楽しませていただきました。なお、この日の滞在時間は約15分で、持ち込んだ3編成の運転は終了しました。一人だとどうも、長い時間走行させる気になりません。これだったらやはり自宅に試運転線を作った方がいいのかなぁ、と思案中です。