線路の向こう側

鉄道や趣味に関することを週1更新でお届けします。

雪山を走るレイアウトに似合う車両とは?(リカラー)

前回の記事では試験的にTwitterに更新を報告してみたのですが、PV540と1日のPVとしては過去最高を記録したものの、これと言って変化があったわけでもなく、おそらくは北斗星東日本Bセットを検索していた方に拾われたものと推察されます。

さて本日は落ち着いて参りましょう。8月にリカラーさんで運転会を開催しましたがその後再度機会がありましたのでそのご報告となります。前回は本線レイアウトでしたが今回は9,10番線の雪山レイアウトを走らせてきました。
↓前回の記事です。

nshira.hateblo.jp雪山のレイアウトに似合う車両というと比較的色々ある気がしますが、なかなか難しい部分もあります。f:id:shirakinozomi:20200919161133j:plain例えば189系のニューカラーあずさ。信州の雪の情景と似合う車両です。11両編成では少々撮影が難しいのが欠点。f:id:shirakinozomi:20200919161629j:plain同じ理由でこの日もちこんだカシオペアとエルム編成は撮影が中々難しかったです。f:id:shirakinozomi:20200919161818j:plainこちらがエルム編成。EF81にはエルムのヘッドマークを付けていなかったので、甲子園臨とでもしてください(汗)f:id:shirakinozomi:20200919170701j:plain思い切ってカシオペアの展望車にピントを合わせました。

f:id:shirakinozomi:20200919171651j:plainちなみに牽引していたのはEF6438ですので信州カシオペアです。f:id:shirakinozomi:20200919164841j:plainその後、EF66牽引の24系はやぶさなどもありましたがこちらは安定して走行せず。

f:id:shirakinozomi:20200919174148j:plain最終的な結論は、東武鉄道で行きましょうということに。奥の建物も温泉のホテルのように見えてくるから不思議です。

f:id:shirakinozomi:20200919162733j:plainこうしてみると、会津鉄道などに乗り入れている東武6050系の図に見えます。結局6両編成位がちょうどいい撮影スポットという結論に似たりましたので、次回は雪が似合いそうな4-6両編成の車両を持ち込みたいと思います。

最後に1枚。偶然撮れたものですが、一番かっこいいと思ったEF81の写真を。
f:id:shirakinozomi:20200919171454j:plain次回はまた違った車両を持参したいと思います。

TOMIX (北斗星・JR東日本仕様) 基本セットB と 黒磯訓練(2011年の撮影から)

シルバーウイーク真っただ中、世間は今年最後のチャンスとばかりに遠出される方が多いようですね。否定はしませんが、私は遠出はせずに過ごすことになりました。代わって到着したのが下の写真に示す通り、

TOMIX 98704 JR 24系25形特急寝台客車(北斗星JR東日本仕様)基本セットB
TOMIX 2215 JR DD51ディーゼル機関車(JR北海道色) x2
TOMIX 9531 JR客車 オハネフ25-200形(北斗星JR東日本仕様)増結用 x2
TOMIX 9532 JR客車 オハネ25-100形(北斗星JR東日本仕様)増結用 x3
となっています。

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製品のレビューは先輩諸氏にお任せし、私は整備したらまたご紹介したいと思います。

それにしても、今回のこれらの製品は、発売即完売の勢いだったようですね。コロナ後で出荷数が減少していることもあるのでしょうが、欲しい方にいきわたる分+αの在庫は流通してほしいものです。

さて、このセットを見て「黒磯訓練」を思い起こされた方も多いようです。黒磯訓練とは、いわゆる乗務員のハンドル訓練の一環で運転される列車のことで、運用に入っていない車両を主に使用するため、予備車が充当される機会が多かったのは事実です。最近ではカヤ27をEF81のPPで挟んだ形などが一般的のようです。なるほど今回の製品のセット内容は通常北斗星の運用には入らない、予備的な位置付けの車両が多いのは間違いなさそうです。

さて、そんな黒磯訓練で忘れらない列車があります。2011年の12系+24系で運転された列車で1,2か月の間に様々な機関車にけん引されました。その姿はさしずめ現代に甦った「八甲田」や「津軽」などの夜行急行の様相でした。当時、これはと思い、上野駅まで撮影に行った記録を本日はご紹介します。

f:id:shirakinozomi:20110205171142j:plainこの日の牽引機はEF81133でした。今でも現役の機関車ですがいつまで走ってくれるのでしょうか。

 

f:id:shirakinozomi:20110205172431j:plainそしてこちらが動かぬ証拠、24系と12系を連結した状態です。残念ながら幌はつながっておらず、営業列車ではないことがわかります。

当日の編成は以下の通りで堂々の客車9両編成でした。
←上野 EF81 133ースハフ12 161ーオハ12 369ーオハ12 368ーオハ12 367ースハフ12 162ーオハネ25 231ーオハネ25 229ーオハネ25 238ーオハネフ25 14 黒磯→

 

f:id:shirakinozomi:20110205171556j:plain今は懐かしい推進回送のシーン。雨天時は大変だったそうですが、これも今は見ることができません・・・。(12系客車の上野入線が実現すれば今でも見られるんでしょうか?)

この珍事はなぜ起きたのか、今となっては謎に包まれています。しかしほんの少しでも、現場の方がファンサービスとして思っていただけていたのなら、私たちファンにとってこれほど嬉しいものはありません。現場とファンの間はいい関係でいたいものですね。

KATOカシオペア入線!カシオペアは何処へ行く?(2011年の撮影から)

前回の記事ではEF66を整備していましたが、今度はKATOのカシオペアを整備していきます。

先日発売されたのカシオペアが以下の2セットです。
10-1608 E26系「カシオペア」 6両基本セット
10-1609 E26系「カシオペア」 6両増結セット

KATOのカシオペアは何度か生産していますが、今回は2005-2012年の姿を再現した仕様とのこと。私が乗車したのは2016年ですので、少々時代設定は異なります。

f:id:shirakinozomi:20200905225813j:plainまずは6両x2のセットをウレタンを変更して12両収納しました。この辺りは賛否両論あるかと思いますが、私はレンタルレイアウトを主に利用する「二種」の事業者ですので、車両の効率的な輸送のためにはこのような手法が適していると思います。

これに今回は室内灯を入れることにしました。

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f:id:shirakinozomi:20200905225427j:plain11-222 LED室内灯クリア E26系用 6両分入を2セット使用して全車に室内灯を装備しました。室内灯の設置は最近あまりやっていなかったのもあり、12両で2時間余りを要しましたが、施工の苦労は次回レンタルレイアウトで報われると信じたいと思います。(どうもスロネフE26-1だけ接触が良くないんですよね・・・)

さて、次は機関車ですが、これはまた悩ましい問題です。
EF81星、EF81カシオペアED79DD51重連EF510-500星、EF510-500カシオペア
これらに加えて
EF64-0、EF64-1000、EF64-1000+EF81重連などのクルーズトレインとしての運用、
ED75重連DD51貨物機+苗穂機の重連などのイレギュラーな運用、
さらに最近ではEH500、EH800、DF200などの貨物機もカシオペアの牽引実績があります。牽引機関車の種類が多いのはいいことですが、悩ましいですね。

さて、最後に実車の写真を1枚紹介します。

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2011年、初めて渡道した際に苗穂駅近くで撮影した1枚です。この時は通過列車の雪を被って寒さに耐えながら列車を待っていました。その後乗車の機会もありましたが、走行中の写真を撮影できたのはこの1枚のみ。思い出の1枚を考えると・・・DD51重連が欲しくなります。

EF66を整備しながら更ける夜

2020年も9月になりました。コロナだなんだ言いながら過ごした2020年も2/3を過ごしたことになります。そんな秋の夜長に、思い立って整備したのはEF66でした。

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写真がいきなり整備後の写真となりますが、こちらは2018年に購入した「KATO 3047-2 EF66 後期形 ブルートレイン牽引機 」になります。

www.katomodels.com私は機関車はどこのメーカーを買うという指定はしていないので、各社ごちゃまぜで購入しています。EF66ブルートレインを牽引していた仕様についてはTOMIXもKATOも製品化していて、いずれも2000年代にリニューアルされていますので、趣味で選んでしまってOKだと思います。

ただ、KATOのEF66は、ヘッドライト、テールライトのリムが無塗装です。そこで、今回の整備ではライト周りの塗装は実施しました。これをしないと締まらないので、面倒な方はTOMIXを選択されるとよいと思います。

一方で、台車はKATOは黒、TOMIXは黒とグレー(灰)がありますKATOは、さよならあさかぜには灰台車のEF66を製品化しましたが、一般販売はされていません。

KATO 3047-2 EF66 後期形 ブルートレイン牽引機 床下黒
TOMIX 2165 JR EF66電気機関車(後期型・ひさし付・特急牽引機)
TOMIX 9178 JR EF66-0形電気機関車(後期型・特急牽引機・灰台車)

さて、私が牽引したいのは24系はやぶさになります。

www.katomodels.com平成元年3月~平成9年10月(~平成11年12月減車後)までの仕様で、発売当初に基本+増結のフル編成を購入しています。実は、当時この寝台特急はやぶさに乗車しているのです。既に減車後でしたので、食堂車はありませんでしたがロビーカーはあり、B寝台の4つの寝台のうち、3つを家族で使用しました。朝、瀬戸内海の美しい朝日を受けたロビーカーの光景が忘れられません。f:id:shirakinozomi:20200905003310j:plain

従いまして「はやぶさ」のHMをつける運びとなりました。

実は、EF66はそれほど好きな機関車ではなく、EF65の方がかっこいいと当時思っていたのですが、今見るとどちらも格好いいですね。

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さて、そして昨日出先で見つけて思わず買って帰ってしまったのがこちら。

f:id:shirakinozomi:20200905203117j:plainこちらはまた整備が終了したらご紹介させていただければと思います。とはいえ、まだまだこんなに先は長いのですが・・・

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それでも最近は、忙しいけれども、夜は比較的早く帰ることができるようになってきました。その時間を使って、模型の整備が続けられるようにすることが今の目標の一つです。

静かに消えた特急しもつけ(2019年の撮影から)

2019年の11月、まだ世の中はbeforeコロナでした。その日は朝から都内で打ち合わせがあり、であるならばと少し早めに出発して、北千住駅で列車を待っていました。すると、きたのがこちらです。

f:id:shirakinozomi:20191108085649j:plain特急しもつけ号、1日1往復のビジネス特急と言えばかっこいいですがJRで言うところのおはようライナーホームライナーの運用の列車です。2020年4月24日が最終運行、6月6日限りで廃止されてしまいました。

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f:id:shirakinozomi:20191108085737j:plain理由はよくわからないのですが、2号車は緑色の方向幕、1号車は黄色の方向幕でした。

f:id:shirakinozomi:20191108085753j:plainこの350系は今でも土休日運休の特急きりふりで乗車可能です。しかしこの特急しもつけは数少ない運用列車だったので、活躍の場が少なくなって大変残念に思いました。しかもコロナの情勢下とあって、本当に静かに消えてしまいました。私も実車を見たのはこの時のみです。

東武鉄道の特急車は私鉄特急ですがどこか国鉄やJRの車両のような雰囲気があります。東武350系でい言えば、185系165系のような佇まいでしょうか。そう遠くない未来に引退するであろう彼らのことを思って、機会があれば乗車したいと思います。

 

所有する北斗星用24系を整理してみる

2015年8月23日、上野駅に到着した寝台特急北斗星号が運行を終了した日から5年が経過しました。あっという間の5年間と思います。当時は、北斗星に乗るなら個室、と決めていて、B寝台の切符なら数回乗れるチャンスがあったのに逃してしまって、今思えばもったいないことをしたと思います。

そんな悔しい思い出を胸に、近年発売された北斗星、エルムなどの対北海道ブルトレの購入を進めており、少し整理が必要と思いましたのでここに記しておきます。詳しいことはまた別の機会にするとして、まずは現状把握です。

【2018年 8月発売】※基本セットは(丸数字)で表示
TOMIX 98642 JR EF81・24系特急寝台客車(エルム)セット(丸数字)
https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/98642.html
TOMIX 9520 JR客車 オハネ25-0(北斗星JR東日本仕様)増結用 x4
TOMIX 9519 JR客車 オハネフ25-200(北斗星JR東日本仕様)増結用x1

f:id:shirakinozomi:20200824221859j:plain編成例:1993年頃
↑上野
●EF81-133
①オハネフ24
②オハネ24
③オハネ24
④オハネフ24
5オハネ25-0
6オハネ25-0
7オハネ25-0
8オハネ25-0
⑨オハネ24
10オハネフ25-200
カニ24-511
↓札幌

2018年に発売された寝台特急エルム号セットです。実際のところは尾久の24系寝台車詰め合わせ+EF81133のセットでした。それに単品を追加してエルム編成としています。単品は当時の入手性が良かった25型0番台を中心に組成しています。またカニ24-511はカニ24-100番台を種車とし、金帯となった唯一の例です。

【2019年 2月発売】※基本セットは(丸数字)で表示
TOMIX 98656 JR 24系25形特急寝台客車(北斗星3・4号・JR北海道仕様)基本セット
TOMIX 98657 JR 24系25形特急寝台客車(北斗星3・4号・JR北海道仕様)増結セット https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/98656.html
https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/98676.htmlf:id:shirakinozomi:20200827213053j:plain編成例:1991年-1997年頃
↑上野
①オハネフ25-0
2オハネ24-500
3オハネ25-0
4オハネ24-500
5オハネフ24-500
⑥オハ25-550→オハ25-551
⑦スシ24-500→スシ24-508
8オロネ25-500
9オロハネ25-550
⑩オロハネ25-550
⑪オハネフ24-500
カニ24-500→カニ24-501
↓札幌

2019年に発売された北斗星3,4号を再現するためのセットです。このセットの目玉はオハ25-550で北海道車の全室ロビーカーはこのセットで初めて模型化されました。またオハネフ24-500は実車が2両しかない希少な車両ですが、その2両を基本と増結セットを購入することで入手出来てしまいます。

【2019年12月発売】※基本セットは(丸数字)で表示 
TOMIX 98676 JR 24系25形特急寝台客車(北斗星1・2号)基本セット
TOMIX 98677 JR 24系25形特急寝台客車(北斗星1・2号)増結セット
https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/98676.html
https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/98677.html

f:id:shirakinozomi:20200824221803j:plain編成例:1991年-1998年頃
↑上野
①オハネフ25-200
2オハネ25-100
3オハネ25-100
4オハネ25-0
5オハネフ25-200
⑥スハネ25-500
⑦スシ24-500→スシ24-508
8オロネ25-550→オロネ25-551
9オロハネ25-550
⑩オロハネ25-550→オロハネ25-554
⑪オハネフ25-0
カニ24-500
↓札幌

2019年の年末に発売された北斗星1,2号を再現するためのセットです。オロネ25-551は有名な異端車両、オロハネ25-554はロイヤルの窓がほかの車両より大きいところが特徴です。オハネフ25-200が2両入るのは実は1990-1991年の限られた時期のみとのこと。3両のうち2両がはまなす用のスハネフ14-550に改造されたためです。


【番外①】
TOMIX 92924 JR 24系25形 「さよならはくつる」 (13両セット)
オハネ25-32(尾久→青森 1999/12/3)

f:id:shirakinozomi:20200824222035j:plain2003年に発売された「さよならはくつる」セットに含まれる1両のオハネ25は実は金帯引戸で、元尾久所属で後に青森に転属になった車両です。1999年までの編成であれば尾久所属時代に北斗星への充当実績があり、組み込んでもいいかもしれません。

【番外②】
TOMIX 90102 ベーシックセット エクセレント
EF81
オハネフ25-200?(床下のみ)
オハ25-501
オロハネ25-501
カニ24

実はこの4両が心残りの一つです。一番最初に鉄道模型を手にした時のセットになります。東日本編成のオハネフ、オハ、オロハネ、カニのセットでした。ただ、経年劣化で金帯は薄れ、オハネフに至っては床下しか残っていません。

【番外③】
KATO オハネ25
KATO オハネフ25

当時KATOから発売されていた北海道編成の増結用のオハネ25とオハネフ25になります。室内灯を標準装備していました。当時は基本編成にオハネ25x3、オハネフ25x2を単品購入することでフル編成を再現できるようになっていました。クリスマスにいただいた思い入れのある車両で、何とか活用方法を模索したいところです。

さて、これらを順次整備していければと思いますが、果たしていつになるのやら?

いつもと違う8月よ・・・栄枯盛衰と遠い夜明け

お盆休みで土日を含め4日ほどお休みしておりました。もちろん十分注意したうえでですが、家族や友人と会ったりもできました。この社会情勢下ではきっとそれは幸運なことなのでしょう。

さて、8月は前半に関西方面への出張がありまして早朝7時台の新幹線に乗車してきました。新幹線の乗車直前に東京駅に到着したところ、ちょうどサンライズの入線前の時間帯でしたので、8番線に上がってみました。

f:id:shirakinozomi:20200804070831j:plain8月とはいえ、平日真っ只中の7時でこの閑散とした東京駅、到底信じられません。

f:id:shirakinozomi:20200804070913j:plainそして入線してくるサンライズ。平和な日常を感じさせますが・・・連結器カバーの向きってこれであっていましたっけ?90度曲がっているような・・・。
→ネットの画像で確認したところ、この向きで合っているんですね。少しだけ回転していますが・・・。

さて、新幹線ホーム上がります。

f:id:shirakinozomi:20200804071759j:plain8月に入ったとは思えない静かなホーム。家族連れなどはほどんどみられません。

f:id:shirakinozomi:20200804071829j:plain

そして並んだN700aの向かって左がX13編成、右がX11編成です。こちらも日常の風景ですが、N700Sのデビューにより、既にこの両編成の続番にあたるX12編成は廃車回送されています。栄枯盛衰を感じずにはいられません。

そしてこの日帰りの新幹線は臨時の400番台ののぞみでした。朝よりもさらに閑散とした車内はゆったりできるとも言えますが、寂しさがこみ上げてきます。そして、コロナが去った後の世界でもどこまで以前のように戻るのか?戻らないのか。

夜明けはまだまだ遠そうです。